より良いマテリアルの調達: 私たちの進歩

当社が選択するマテリアルは、何よりもデザインの持続可能性に影響を与えます。私たちは環境により良い繊維や化学物質の使用に努めています。マテリアルが採取されるのではなく栽培される場合、責任ある収穫が行われるようにします。

緑の森の背景に重ねられた、より良いマテリアルの調達を表す木の白い線画。

1,000

当社の2023年の目標は、生産に1,000トンの再生プラスチックを加えることでした。
現在、その半分以上を達成しています。

慎重にマテリアルを調達

2030年までに、グループ全体のすべての製品に50パーセント以上のリサイクル素材が含まれるようになります。2023年だけで、ハーマンミラーのイームズシェルチェアとセイルチェアに215トンの再生プラスチックが使用されました。

海水の画像にを重ねられ、細く黒い線で視覚的に区切られた、黒いセイルチェアとリサイクル可能な素材の山。

有害物質の削減

日用品には有害な化学物質が含まれている可能性があります。当社は、製品を入念に検査し、製造プロセスを再考することで、組織がPFAS、ホルムアルデヒド、VOCなどの化学物質への曝露を最小限に抑えられるよう支援します。

2脚のピンクのナードチェアと、さまざまな色のアラウンドコーヒーテーブルのコレクション。

使用する化学物質を限定

当社は、分析により生態学的影響が限定的であるとされる、約4,000の化学物質のデータベースを維持しています。これらの化学物質を3,000以上のマテリアルに使用することで、MillerKnoll全体の製品の安全性を確保しています。 

海水の画像に重ねられたさまざまな生地。

多様な素材を採用して高いパフォーマンスを実現

MillerKnollブランドは、Knoll TextilesやMaharamなど、高性能テキスタイルとリサイクル素材および生分解性繊維を組み合わせた張地のソリューションを提供しています。これらを選択すると廃棄物を減少させると同時に、数百年かかる可能性のある繊維の分解を10年未満に短縮することができます。

さまざまな張地のソリューションの上に積み上げられた、リサイクル可能なアイテム。右側にはペットボトルと生分解性繊維の画像。
プラスチックを収集、加工、再設計し、製品に組み込むというタスクを表す、山に分けられたプラスチックの小片。

サプライチェーンの多様化

ハーマンミラーは、NextWaveコンソーシアムの創設メンバーでした。現在、MillerKnollはNextWaveとの提携を継続しており、沿岸地域から収集したマテリアルを処理するため、海洋プラスチックサプライチェーンの初の世界的ネットワークを共同開発しています。

  • 回収

    沿岸部の都市にプラスチックごみが堆積すると、サプライヤーが地元のごみ収集業者と協力して収益性のあるプラスチックを回収します。

  • プロセス

    集められたマテリアルは、粉砕、洗浄、ペレット化されます。

  • 再加工

    ペレット化されたマテリアルは、プラスチックを再加工するメーカーに販売されます。

  • 取り入れる

    当社では再設計されたプラスチックを製品に取り入れています。現在、当社ブランドの5つの製品ラインに海洋プラスチックが採用されています。

オーシャンバウンドプラスチックの流れを変える

当社はNextWaveイニシアチブの一環として、2025年末までに25,000トン以上のプラスチック(使い捨てペットボトル12億本に相当)の海洋流出を集団として防ぐという取り組みに参加しています。

サーリネンテーブルの周りに置かれた、3脚のライトピンクのニューソンタスクチェア。

責任ある方法で調達された木材

MillerKnollのお客様は、FSC®認証製品(FSC-C028824)を幅広くご利用いただけます。私たちのブランドは、FSCリーダーシップ賞を3回受賞しています(2015、2018、2020年)。

2015年 - Herman Miller North America

2018年 - Knoll North America

2020年 - Herman Miller North AmericaおよびGeiger

緑の森の画像に重なる、木片を扱う人物。

2030年に向けた持続可能性目標

持続可能なデザインはインスピレーションを与える製品を生み出し、正しい行動を実践するという文化を醸成します。2030年に向けた目標では、当社の伝統である「私たち全員が希望する世界を生み出すためのデザイン」を継続します。

青空の背景に重ねられた、二酸化炭素排出量の削減を表す風力タービンの白い線画。

カーボンフットプリント(二酸化炭素排出量)の削減

当社は製品および事業活動による炭素排出量を50%削減するという目標を掲げ、2023年半ばまでに7,000トンの二酸化炭素削減を目指しています。

詳しくはこちらから

海水の背景に重なる、デザインによる廃棄物削減を表現した白い線画。

廃棄物を出さないデザイン

当社は、プラスチックを使用した使い捨ての包装や埋め立てごみ、大気への放出、水利用を含め、デザインのプロセスから廃棄物を排除することを目指しています。

詳しくはこちらから