同社は、バンクーバー初の高層ビルであるThe Stackに拠点を移すことで、CACBGのゼロカーボン建築設計認証を得ることができました。また、LEED コアおよびシェルプラチナ評価も獲得予定です。

国際的な建築事務所Perkins&Willが、MillerKnollおよびMillerKnollディーラーであるBlackburn Young Office Solutions と共にデザインを主導し、家具パートナーとしてコラボレーションしました。同チームは、139の外部オフィス、38のインテリアオフィス、53のワークステーションを備えた79,000平方フィート以上の空間に取り組みました。モダンで柔軟かつ健康的な環境により、卓越性に関する同社の評判を体現するスペースを生み出しています。

健康を重視する

The Stackの持続可能性 における卓越性に加えて、この高層ビルはあちこちに緑豊かな屋外テラスと美しく造園されたポケットパークを備えています。BlakesはWELL ゴールド認定を目指していたため、人間を中心に据えたこの建物の設計はプロジェクトの設計目標によく沿うものでした。

「当初から、健康とウェルネスのアイデアは全員にとって最優先事項として存在し、どうすれば健康的な空間を生み出せるかという質問を投げかけていました」と、Perkins&Willシニアインテリアデザイナーのマーカス・ブラウン氏は述べています。.

WELLの10のコンセプトは、空気、水、栄養、光、動き、熱的快適性、音、素材、心、コミュニティです。空間全体にKnollの高さ調節可能なToneテーブル とハーマンミラーのアーロンチェア を採用することは、WELLゴールド認証を獲得するための取り組みに役立ちました。さらに、十分な自然光と中央のスパイン階段も確保することができました。

「中央に階段を配置すると、従業員は立ち上がって動き始めます」とブラウン氏は述べています。「フロア間を簡単に歩いて移動できます。また、ロビーの上の最上階にカフェを配置することで、クライアントとのイベントに適した美しい場所が生まれ、従業員は景色を楽しむことができます。」

シームレスに実行されるカスタムソリューション

新しいBlakes社のスペースには、24のユニークなプライベートオフィスが含まれています。標準的なデザインにユニークな変更を加えて、まとまりのある美学を生み出す必要がありました。このプロジェクトでは、MillerKnollの業界をリードするカスタムソリューションチームの強みを活用し、KnollのReff Profiles の標準パーツに手を加え、プライベートオフィスのほぼすべてのコンポーネントをカスタマイズしました。これによってデザインとビジネスに関する目標を達成したのです。

「クライアント固有の要件に合わせてカスタマイズできるという点で、Reffに注目しました。また、クライアント固有の要件に合わせてReff ProfilesをカスタマイズできるKnollの能力が、私たちの成功にとって最も重要であることを認識していました。カスタム製品開発チームと緊密に連携することで、費用を予算内に収めながら、クライアントのニーズと美的方向性に合わせて調整されたエグゼクティブレベルのソリューションを実現できました」と、Blackburn Young Office Solutionsの共同創設者であるデレク・ヤング氏は話しています。

カスタマイズの作業には、カスタムソリューションチームがこれまでに取り組んだ中で最も大きなL字型デスクの作成、通常はReffコレクションに含まれない高さ調節可能なコンポーネントの追加、アンダーマウント照明付きのフローティングシェルフの作成、高さ調節可能なテーブルと一緒に移動できる控えめなパネルの追加、カスタムケーブル管理の開発が含まれます。

デザインを通じて人間工学的なメリットが強化され 、同時に従業員のパフォーマンスとホスピタリティに関する目標を達成できます。また、所属弁護士の多様な好みに合うように、これまでにないレベルのパーソナライズが各オフィスで実現するようになっています。

また、MillerKnollカスタムソリューションチームとBlackburn Youngは、初期段階からマスターモデリングのレビューを通じて設置業者と緊密に連携したため、設置がスムーズに実行され、プロセスがさらにシンプルになりました。

MillerKnollカスタムソリューションチームのプロジェクトマネージャーであるジョン・エンゲルは、「チームは標準的なポートフォリオの枠にとらわれず、複数のソースを取り込まずにすべてを1つのファミリーにまとめることでプロセスを簡素化しました」と話しています。

これまでにない柔軟性

パンデミックを通じて、Blakes は、管理スタッフ、マーケティングチーム、IT部門の多くは、オフィスにフルタイム勤務する必要がないことを認識しました。「各部門に実際に必要な座席数を尋ね、ハイブリッドスタッフが自然光と景色を楽しめるよう、建物の外周に沿ってセクションを割り当てました」とブラウン氏は述べています。

このデザインを通じて、同社の従来のケースワークに基づくアプローチから、従業員のためのシステムファニチャーへと切り替えられました。これによって課題が解決され、アシスタントが可用性と良好な視界を維持しながら、途切れることなく働けるようになりました。

Blakesはワークステーションにホテリングを初めて導入し、オフィスで働く従業員に選択肢を提供しました。この変更により、オフィスは柔軟性 見てきました。

従業員はフロアを移動しながら、MillerKnollのブランドコレクションの有名な作品を楽しむこともできます。たとえばロビーにはKnollのウームチェア 、会議室にはハーマンミラーのイームズアルミニウムグループ が置かれています。「Blakesの豊かな歴史を考えると、時代を問わないクラシックな家具が空間に最適だと思いました」とブラウン氏は述べています。